札幌市民は普段当たり前すぎて行かない場所も改めて歩くと歴史と札幌らしい風景の美しさを感じます。
「地元市民がおすすめする札幌散策コース」に行ってみました
ぶらり散策コースのリーフレットをみて、友人と「たまに、大通公園を歩こう」ということになった。リーフレットは、札幌駅からスタートして、時計台、テレビ塔、北海道庁旧本庁舎、大通公園の彫刻の数々や、ミュンヘンから贈られたマイバウムを紹介している。時計台に入る。「毎日通るけど、じっくり眺めたことも入ったこともない」という友人。思ったより大きくて驚いた、天井も高い、奥行きもある。広い、と感動している。「緑色に塗られていたこともあったんだね」と展示を見入っていた。去年の台風で倒れた北大のポプラ並木の、幹の輪切りをベンチにしてあった。友人は観光客のように、向いのビルのテラスからも写真を撮っていた。

リーフレットは、大通に入った後、道庁へ向かい、また大通に戻るように矢印がつけられている。石と赤レンガできた旧本庁舎はどっしりと立っている。モネの「睡蓮」を思い出す池は、もともと湧水だという。東向きに立っているので、建物メインの写真を撮る時は、午前中に散策するといい。
午後、時計台から大通公園を西に。太陽に向かって歩くことになる。本当に彫刻が多い。10月末には噴水が止まって、トウキビのワゴンも10月中に終わる。うっそうとしたハルニレの葉っぱも落ちて、枯れ葉と柔らかい日差しが石畳まで届く。この公園の広さに改めて感嘆する。
イサム・ノグチのブラック・スライド・マントラが見える。後ろに白い大きなすべり台。彼は、バックの白と自分の黒い作品を考えてここに配置した。そのために、札幌市は道路をひとつふさいでしまったという。むかしからよく児童公園にあった白いすべり台に、イサムの黒いすべり台がならんで絵をつくっている。
11丁目のマイバウムをみながら、ミュンヘンとの関係やクリスマス市の話をする。12丁目に進む。「バラの庭、旧控訴院の資料館の風景は、ヨーロッパと見まごう」。リーフレットには載っていないが、この資料館、札幌で採れた石、溶結凝灰岩でできている。
大通公園の一丁画が100メートルだから、時間と距離を計算しやすいかも。もうすでに、2キロ近くあるいている。いい運動だ。一休みして、近くのお店で、御茶や食事をとってもいい。もし疲れたら、あるいは、時間がなかったら市営地下鉄東西線「西11丁目」駅から、札幌駅まで戻るといい。
(2005年10月1日・記)















