札幌市中央卸売市場でセリとお寿司
![]() 熱気溢れるセリが行われている市場 |
| 朝の4時、普段なら夢の中にいる時間に無理やり目を覚まし、本日の目的地である中央卸売市場に向かった。夜明けの静まり返った街の中を通り、まだ眠い目を擦りながら早朝の卸売市場に足を踏み入れる。そのとたん、市場の熱気と喧騒で一気に目が覚めた。 山のように積み上げられた新鮮な野菜や魚介の間を、多くの卸さん、仲卸さんがきびきびと動き回っている。もの珍しさに眺めているとすぐ目の前で競りが始まり、威勢のいい掛け声とともにどんどん進んでゆく。掛け声の意味はわからないが、見ているだけでなんとなく楽しくなってきた。とにかく見るもの全てが新鮮で面白い。 毎日こんなにもエネルギッシュな一日が始まっているのか、と思うと何だか感慨深いものがある。「明日から少し早起きしようかな」などと考えながら普段なかなか見ることの出来ない卸売市場を歩き回っていると、段々とおなかが空いてきた。 中央卸売市場には見学者も利用できる食堂がある。場外市場に出ると自由に買い物ができる。この日は場外の丸果センターにある「ひかり寿司」にお邪魔した。朝から鮨とは贅沢な気もするが、せっかく新鮮な魚介類で溢れている卸売市場で鮨を食べないのももったいない気がする。 店に入り、早速大将のおすすめで握ってもらう。とにかく驚くほどに美味い。ネタが新鮮だからか、大将の腕がいいのか(恐らく両方)、「魚」が「旨」いと書いて「鮨」と読むのは、まさに言いえて妙である。 (2008年5月1日・大垣伸介) ■ 札幌中央卸売市場 ■ 魚河岸ひかり寿司 ■ 公式サイト |
道内産を中心に、高級魚から大衆魚までが集まる札幌中央卸売市場 仲買に競り落とされたマグロが解体されていた。![]() 2,800円のお好みで10貫を選べる握りをたのみ、ネタは大将に任せた。大将は幻の鮭といわれる鮭児(ケイジ)の鮨を握ってくれた。これは1万匹に1匹しか取れないといわれる貴重な鮭だが、幻と言われるだけあって実に美味しい。これだけでも早起きしたかいがあったというものだ。 |










道内産を中心に、高級魚から大衆魚までが集まる札幌中央卸売市場
仲買に競り落とされたマグロが解体されていた。