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海辺の温泉までドライブ

寄り道と発見の札幌~蘭越

画像:露天風呂からの眺め
「ホテル 観光かとう」の露天風呂からの眺め。日本海と弁慶の刀掛岩が一望できる
 4月も下旬になると、市内ではほとんど雪が見られなくなり、車は夏タイヤに交換する。タイヤが変わると運転する感覚も変わり、車が好きな人は遠出したくなる人も多いのではないだろうか。車も運転も大好きな私は、例にもれずこの季節になると遠出したくなる。

画像:山中牧場のソフトクリーム
山中牧場のソフトクリーム

 今回は海の見える温泉を目指して、途中ところどころ寄り道をしながら、ドライブに出かけた。札幌を出発して朝里から毛無峠に入る。この峠は、上り坂がきつくカーブも多いため、車でのちょっとした登山といった気分だ。峠の途中には北海道ワインや展望台があり、展望台からは小樽の街が一望できるので、夜景も楽しむことができる。

 峠を下り、まずはじめにソフトクリームの食べくらべをするために、トンデンファームの運営するホピの丘へ。ここには厩舎があり、馬や子羊、ダチョウなどを見る事が出来る。まだ肌寒かったので、ソフトクリームを買って車の中で食べながら次の目的地へ。次は車で数分走ったところにある山中牧場。ここでもソフトクリームを買って、車内で半分程食べたホピの丘のものと食べくらべ。どちらも牛乳の味がしてとても美味しいのだが、こんなに近くにあってもやっぱり味が違う。面白い発見だった。

 山中牧場を出て、赤井川の市街地には行かずに銀山方面へ。JR銀山駅は、以前から気になっていたいわゆる田舎の駅。有名な日本の映画シリーズの中にも登場したことがある駅ということで、全国から訪れる人もいるのだとか。その頃の駅舎はもうなくなっていて、新しい駅舎になっていたのは残念だったのだが、雰囲気を楽しむだけでも、静けさの中にある素敵な駅だと思う。

 銀山から国道5号線に出て、国豊交差点を岩内方面へ。岩内の市街地を抜けて海岸線を進んだ山側に、次の目的地、雷電温泉郷がある。この温泉郷はニセコ積丹小樽海岸国定公園内にあり、2つのホテルと旅館がある。そのひとつ、「ホテル 観光かとう」の温泉に日帰り入浴。お風呂に入ると、目の前には日本海が遮るものなく広がっている。ここの泉質は、カルシウムー硫酸塩泉。温度が高めなので、とても体が温まる。

 写真を撮って脱衣所にカメラを置きに行くと、地元のおじさんが話しかけてくれた。聞くと、おじさんは岩内で魚の卸をしているのだとか。札幌から来た若者の話を、楽しそうに聞いてくれる。せっかくなので、おじさんにおいしい魚の買えるお店を聞いてみた。
 「ここの前の道(229号線)を蘭越町港町の方に少し行くと、大きな川(尻別川)があるから、そこを渡ったすぐ左手にある永澤商店に行ってごらん。あそこなら何でもあるから」と教えてくれた。お礼を言って再度湯船で温まった後、おじさんに教えてもらったとおり永澤商店を目指してみた。

 道の駅「シェルプラザ港」を過ぎて尻別川を渡ると、確かにすぐ左手に永澤商店のかわいい看板が見えた。中に入ると、店じまいの準備が始まっていたが、店主の永澤秀明さんは快く迎え入れてくれた。しまいかけた沢山の魚介類や乾物を見せてもらい、その日は新鮮なタコを買った。袋に入れる時に、「眠気覚ましに」とくれた1枚のするめが、とてもうれしかった。

 この日は天気が悪く、きれいな青空や夕日は見ることが出来なかったが、温泉と人の温かさに出会えただけで大満足なドライブだった。

(2009年5月1日・森川麻央)

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関連リンク
トンデンファーム ホピの丘
山中牧場

画像:遠くに見える朝里川温泉スキー場
毛無峠に入る前に残雪の残る朝里川温泉スキー場が見えた画像:毛無展望台からの眺め
小樽の街と海が一望できる毛無展望台
画像:銀山駅と線路
今も1時間に1本程度の列車が通るJR函館本線の銀山駅
画像:岩内の海岸線
岩内の海岸線。天気は良くなかったが、海は割と穏やかだった
画像:永澤商店の看板
永澤商店の看板

(有)永澤商店
住所 磯谷郡蘭越町港町102
電話 0136-56-2136

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