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2009/12/05の記事です

そば粉のガレット

画像:定番のコンプレットは、もちろん道産のそば粉を使い、融いてから寝かした生地と、札幌近郊の鶏卵とやはり札幌近郊の手作りハム。ハムの塩味が、卵の黄身とそばの香ばしさによく合う

定番のコンプレットは、もちろん道産のそば粉を使い、融いてから寝かした生地と、札幌近郊の鶏卵とやはり札幌近郊の手作りハム。ハムの塩味が、卵の黄身とそばの香ばしさによく合う

Brasserie Blé Noir(ブラッセリー ブレノアール)

 日本一の生産量を誇る北海道のそば。そのそばを使ったガレットの名店が、1つ産まれた。場所は、サッポロファクトリーのアトリウム。店の名前は「Brasserie Blé Noir(ブラッセリー ブレノアール)」。Bleはフランス語で麦、Noirは黒。

 黒い麦という意味の店名は、そばの殻は黒いことに由来する。日本でも脱穀する前のそばを玄そばという。玄は黒を意味するのだそうだ。 フランス語でそばは、blé noir sarrasin(ブレ ノワール サラザン)。イスラムの黒い麦という意味だ。本当かどうかわからないけれど、十字軍が戦利品として持ち帰ったことになっている。東欧や北イタリアでもそばを食べるので、その辺りから持ち帰ったのかもしれない。

 フランスの北西、イギリスとの海峡に臨むノルマンディーやブルターニュは、土地が痩せていたり、気温が足りなかったりで小麦と葡萄が穫れない。そのかわり、旨いそばとリンゴ、ナシの天国だ。一面のそば畑で飛ぶミツバチが集めたそばの蜂蜜も、愛好家が多い。リンゴで作った酒はシードル。英語でいうサイダーで、強い発泡の甘くて爽やかな酒だ。そば粉は主食となり、それがガレット(丸いもの)、つまり小麦粉のクレープの基になったそばのパンケーキだ。

 札幌から空知にかけての石狩平野に、そばの産地は続く。この辺りは、そばも稲も、麦も、ブドウも、リンゴも全部いい品質で穫れる。ちょっとフランス人の真似をして、ガレットとシードルで休日の午後を過ごそうか。大食漢の私も、なぜかガレット1枚で結構腹持ちがいい。

(2009年12月1日・杉山幹夫)

Brasserie Blé Noir(ブラッセリー ブレノアール)
住所
札幌市中央区北2条東4丁目1-2
サッポロファクオリー アトリウム1階
営業時間
11:00~22:00(ランチメニュー 11:00~17:00、ラストオーダー 21:00)
定休日
無休
アクセス
地下鉄東西線「バスセンター前駅」から徒歩約5分
問い合わせ
電話 011-206-9800
公式サイト
http://i-m-corp.sub.jp/
関連リンク
北海道産のガレットのお店 By ブレノアール
(札幌100マイル)


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画像:シードルは、アルコール度数が5度位なので、1人1本位飲んでしまうんだなあ

シードルは、アルコール度数が5度位なので、1人1本位飲んでしまうんだなあ

画像:サッポロファクトリーのアトリウムで、寒さ知らず、雪知らず。クリスマスツリーを見ながら、常春の広い空間で、野外のテラスのような開放感

サッポロファクトリーのアトリウムで、寒さ知らず、雪知らず。クリスマスツリーを見ながら、常春の広い空間で、野外のテラスのような開放感

画像:日差しが差し込み、水も流れているサッポロファクトリーのアトリウム

日差しが差し込み、水も流れているサッポロファクトリーのアトリウム

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