大きな馬がそりを引く、北海道ならではの競馬です
| ばんえい競馬に行った事はありますか?タイムレースの一般的な競馬とは全く異なる競馬です。
明治の終わりころ、北海道の開拓に活躍した農耕馬を使って農民たちがお祭りとして楽しんだのが始まり。現在の形に発展してすでに50年の歴史があると言われています。 2つの障害がある200メートルのコースを、最大1トンにもなるそりを引いて走ります。特に2つめの障害の前で一度止まり、一息ついたり、一気に攻めたり、けん制し合うのが騎手のテクニックの見せどころ。そこからゴールまで、馬券を握った観客が声援を送りながら、馬と一緒に小走りで移動していく。人馬一体で駆け抜ける力強さを感じます。 間近で馬を見るとその大きさに驚きます。サラブレットの2倍もあろうかという巨躯。ばんばは「どさんこ」と思い込んでいましたが、実はペルシュロンというフランス原産の馬。使役に使われていただけあって風格があります。 意外だったのは、ペルシュロンの産地であるフランスでは、このスタイルの競馬がないこと。ばんえい競馬、通称「ばんば」は、世界で北海道だけにある競馬として、2004年、北海道遺産に指定されました。 「祖父はボルドーで葡萄を曳き 父は北の大地で歓声にふるえた」、競馬場前の小さな資料館で見つけたポスターのコピーを見て胸が熱くなりました。 力強い馬の姿を子供に見せながら家族で楽しむもよし。あれこれ予想しながら馬券を買って、カップルで盛り上がるもよし。 ■ 関連サイト (2009年9月1日・更新/2005年7月1日・福津京子) |
![]() パドックで馬の大きさを間近に見る
※ 「ばんえい」とは漢字で「輓曳」や「挽曳」と書く。「ばんば」は「輓馬」で、車両を引かせる馬の意味。 ※2009年現在、開催は帯広競馬場のみで行われています。 |










