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2010/01/01の記事です

おふくろの味 居酒屋「釧路」

画像:魚をすり鉢ですり、玉ねぎをたっぷり入れた自家製の薩摩揚げ。低温でじっくり揚げた薩摩揚げは、ジューシーで甘くてホクホクである。これの作り方を教わるべく、もう一度行かなくては

魚をすり鉢ですり、玉ねぎをたっぷり入れた自家製の薩摩揚げ。低温でじっくり揚げた薩摩揚げは、ジューシーで甘くてホクホクである。これの作り方を教わるべく、もう一度行かなくては

自家製の薩摩揚げはジューシーで甘くてホクホク

 店ののれんをくぐると、真っ先に笑顔が飛び込んできた。「いらっしゃいませ!」温かい笑顔と明るい声。居酒屋釧路を一人で切り盛りする女将の、小笠原美恵子さんだ。まるで、故郷の我が家に帰ったような感覚になり、嬉しくなった。初めて来たのに、「ただいま」と言ってしまいそうである。

 どことなく懐かしさを感じるお店のカウンターには、北海道の食材を使った料理がずらりと並ぶ。炭火の上で焼かれたホッケやキンキが、ジュージューと美味しい音を立てている。どことなく港町を思わせるような雰囲気。そうだ、ここは札幌にありながら、まるで釧路にいるようだ。女将さん1人でやっており、混んでくると常連さんがビールを注いでくれたりする。そんなアットホームな店なので、1人で来ても落ち着けるのがいい。おひとりさまが多いのも納得なのだ。

 蒟蒻と人参と大根の入った煮物は、おふくろの味の定番。お出汁がたっぷり染み込んだ大根は、お箸で押さえるとホロッとほどける美味さ。昆布と鰹の昔ながらの味付けに、「そうそう、この味」と納得。日本酒は、釧路の福司酒造の本醸造「しつげん」をいただく。軽く焼いた干しコマイに、日本酒がすすむ。

 これぞ日本の味だ。有名な日本料理の味も捨てがたいが、私にはこの味が合っている。近いうちに、東北から友人が北海道旅行に来るので、迷わずここをお勧めするとしよう。

(2010年1月1日・井出美香)

画像:居酒屋 釧路
居酒屋 釧路
住所
札幌市中央区南4条西4丁目
第5グリーンビル4階
営業時間
17:00~22:00
定休日
日曜、祝日
※5~6人以上の予約があれば開店
総席数
14席
問い合わせ
電話 011-232-9460 ※要予約
アクセス
地下鉄南北線「すすきの駅」徒歩5分

画像:細い牛蒡と牛肉の煮物

細い牛蒡と牛肉の煮物

画像:一皿一皿、おふくろの味を感じる

一皿一皿、おふくろの味を感じる

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