北海道の政治・経済・文化の中心地・札幌市。この札幌市の歴史・文化について、概略をお伝えします。
札幌市は、明治2年(1869年)の開拓使設置以来、北海道開拓の拠点として発展し続け、現在では人口190万人を超える(北海道の人口の約3割)、全国5番目の都市です。
北海道・石狩平野の南西部に位置する札幌市は、大正11年(1922年)8月1日の市制施行以来、近隣町村との度重なる合併・編入によって、市域を拡大してきました。
面積/1,121.12km2
距離/東西42.30km 南北45.40km
高低 最高地 南区定山渓(余市岳)1,488.1m
最低地 北区西茨戸(旧発寒川付近)1.8m
札幌市の気候は日本海型気候で、夏はさわやか、冬は積雪寒冷を特徴としており、四季の移り変わりが鮮明です。
4月から6月は晴天の日が多く、花が集中して咲き乱れます。
6月下旬から日中暑い日もあり、7月、8月は平均気温が20℃を超える盛夏となりますが、朝晩は涼しく快適です。
10月には紅葉が始まり、下旬には初雪が見られ、12月上旬には根雪となります。12月から2月の冬季は、最深積雪は約1m、ひと冬の降雪量は約5mにも達します。
3月に入ると、寒気も緩み始め、平年で4月1日に根雪の終日を迎えます。
大都市がこのような降雪地域に存在するのは世界的にも極めて異例です。
札幌の名の語源については、アイヌ語の「サリ・ポロ・ペッ」(その葦原が・広大な・川)とする説と「サッ・ポロ・ペッ」(乾いた・大きな・川)とする説などがあります。
アイヌの人たちが住んでいた蝦夷(えぞ)地は、明治2年(1869年)に北海道と改称されて、開拓使が置かれ札幌本府の建設が始まりました。判官・島義勇(しま よしたけ)は、円山の丘からはるか東方を見渡し、街づくりの構想を練ったといわれています。明治8年(1875年)、最初の屯田兵が入植。人々は遠大な札幌建設計画に基づいて、鉄道を敷き、産業を興して、道都・札幌を築きました。
大正11年(1922年)の市制施行以来、近隣町村との度重なる合併・編入によって、市域・人口を拡大し、昭和45年(1970年)には人口が100万人を突破し、2年後の昭和47年(1972年)に政令指定都市へ移行。この年、札幌冬季オリンピックが開催されました。
市街は基本的に、碁盤目状に道路が走っています。大通公園を境に南北に「条」が振られ、創成川を境に東西に「丁目」が振られています。
交差点には「南1条西1丁目」のように印されているので、東西南北の方角と数字によっておおまかな位置関係がわかります。










