
北海道は、日本海・太平洋・オホーツク海と3つの海に囲まれた恵みの大地。そして、札幌は全道各地から新鮮な素材が集まる場所です。
このすばらしい素材でつくられる札幌のフレンチやイタリアンはハイレベルで、近年人気が高まっています。
秋は「収穫の秋」であり、「味覚の秋」、ということで、今回は、野菜・肉・魚といった新鮮素材を厳選して腕をふるう、シェフの味を堪能できるフレンチやイタリアンのお店のいくつかをご紹介。
今回ご紹介する各店は、9月の大通公園で開かれるイベント「さっぽろオータムフェスト」の4丁目会場の「シェフズキッチン」というブースにも出店しているお店です。シェフズキッチンは、こだわりの店のシェフたちが日替わりで登場し、1,000円以下のリーズナブルな価格で本格的な味が楽しめます。
今回ご紹介するお店以外にも、札幌にはおいしいフレンチやイタリアンのお店がたくさんあります。ぜひ札幌でシェフの味をご堪能ください。
さっぽろオータムフェスト2011
- 期間 9月16日(金)~10月2日(日)
- 公式サイト http://www.sapporo-autumnfest.jp/
ようこそさっぽろ 札幌で食べる
今回紹介したフランス料理店を含む、様々なジャンルの飲食店を掲載しています。
フレンチ
宮の森に店舗を構えるのが、フレンチレストラン「ラ・サンテ」。店名は、フランス語で“健康”を意味し、 食卓を囲む時の乾杯の合図でもあります。
「その名に恥じぬよう、北海道の顔が見える生産者の食材をできるだけ使い、おいしく、楽しくお食事をしていただければ」と、オーナーシェフの高橋さん。 メニューは素材にとことんこだわり、通年入荷する道東の足寄町石田めん羊牧場の羊を使った料理や、 初夏のホワイトアスパラ料理、そして秋冬のジビエ料理は、全国にファンも多く、このレベルでこのお値段?と感激の声も聞かれる。
店内はオープンキッチンでカジュアルな雰囲気、普段着感覚で本格的なフレンチを楽しむことができます。
La Santé(ラ・サンテ)
- 札幌市中央区宮の森1条6丁目5-1 M1.6ビル2F
- 電話 011-612-9003
- 営業時間
ランチ(土・日・祝日のみ)12時~15時(L.O.13時半) ディナー18時~23時(L.O.22時) - 定休日 水曜日・第二木曜日
- 公式サイト http://www.la-sante.jp/

10月頃まで楽しめる「サンマのスモーク 季節の野菜添え」。

その人柄と技術に、多くのシェフ達からの信頼も厚い、高橋シェフ。素敵なマダムとスタッフのサービスも気持ちがよい
フランスワインを中心とした、ビンテージワインをリーズナブルに楽しめるのが「ブラン」です。フランス料理が主体のメニューには、実家が旅館という山内シェフの和食ベースのエッセンスが。そのため隠し味に昆布を使うなど、どこか優しい味わい。
フランス料理の型にとらわれず、お客様のリクエストでチャーハン、カレーといったメニューも。また、実家から送ってもらうウニを使ったカッペリーニも人気。
10月からは、カモ、シカ、コウライキジ、キジバト、エゾシカといった野生動物を使った、ジビエ料理がおすすめ。
一人でカウンター席に座り、お酒だけを楽しんだり、2軒・3軒目にふらっと飲みに来るお客さんも多いそうで、気軽に楽しめるのもうれしい。
ブラン
- 札幌市中央区南6条西4丁目 新宿通り ホワイトビル1階
- 電話 011-513-4060
- 営業時間 18時~翌2時(日曜・祝日は翌1時)
- 定休日 月曜日
- 公式サイト http://blanc.gallus.jp/

フランス産のビンテージワインや、シャンパンなどがリーズナブルに楽しめる

平取黒毛和牛トモサンカクのロースト。塩はイギリスのマルローのクリスタルソルト。ナイフ、フォークの他に、お箸も並ぶテーブル。
「飲食店っぽくしたくなかった」とオーナーシェフの長尾さんが語るとおり、アンティークな雑貨や調度品に囲まれ、まるで、雑貨屋さんか洋服屋さんのような、カジュアルな雰囲気がたっぷりなのは「aki nagao」。
子連れ大歓迎なので、個室を利用すれば、子供用の椅子はもちろん、ナイフ、フォーク、皿、箸、メニューなど、すべて用意してくれます。
料理はクラシカルなフランス料理を忠実に守り、素材は道内やフランスなどから旬の食材を仕入れて、その味を最大限に引き出すようにしているそう。
ドリンク一杯、デザートとコーヒーという利用も可能。一人でも気軽に利用できます。
aki nagao
- 札幌市中央区南3条西3丁目3番地G DINING SAPPORO 1F
- 電話 011-206-1789
- 営業時間 17時半~23時半(L.O.)
- 定休日 日曜日・第3月曜日
- 公式サイト http://www.aki-nagao.com/

ホタテの上にバターでソテーした襟裳のツブ、ルッコラのリゾット、ピスタチオのオイルとコンソメのソースを配した 「ホタテのカダイフ巻きとリゾット添え」

(左)オーナーシェフの長尾さん。壁のレンガもひとつひとつがアンティーク
神戸・大阪で20年間腕を振るい、2008年に札幌にオープンした、取り分けるスタイルで料理を提供してくれるフランス料理店が「 MONTORGUEIL(モントルグイユ)」。
本格的なフランスのトラディショナルな料理を、肩ひじ張らない雰囲気で楽しめます。店内は、女性一人でも訪れやすいカフェのような可愛らしさもあります。
料理メニューは、当日に仕入れた食材により決定するため、店内にある黒板を見てオーダーします。
こだわりの一つが、ココット(お鍋)料理。フランスのアルザス地方で作られるストゥーブと呼ばれる可愛いらしい鉄なべを使い、新鮮な食材と丁寧にとったスープで煮込んだ料理はシェフ自慢の一品です。ディナーの一皿は量が多いので、仲間と一緒にどうぞ。
MONTORGUEIL
- 札幌市中央区南3条西9丁目イオ南3条ビル1F
- 電話 011-232-0620
- 営業時間 11時半~15時(L.O.13時半) 18時~23時(L.O.22時) 22時(L.O.21時)日曜のみ
- 定休日 月曜日
- 公式サイト http://montorgueil.petit.cc/

人気メニューのひとつ、「穴子をまいたトリュフ風味の焼きリゾット フォワグラ添え」

ワインは、ほぼビオ(自然派ワイン)を揃えているというオーナーの村上シェフ
札幌市中心部から東のエリアにある、田舎のオーベルジュをイメージした「ル・プルコア・パ・・・」。
フランスの三ツ星レストランでの修行経験もある久保田シェフが、無農薬野菜をはじめとした道産食材を使った料理を提供してくれます。
秋からは、狩猟の免許をもつシェフ自ら撃ったカモやエゾ鹿などのジビエ、ゆり根、きのこ、梨・林檎などのフルーツを使った料理を楽しめます。
ベーシックなフランス料理に、シェフらしさをプラスし、「ル・プルコア・パ・・・」のものだとわかるような料理を出していきたいと久保田シェフ。一人でも入りやすい、友人の家に遊びに行ったような雰囲気です。
ル・プルコア・パ・・・
- 札幌市東区北19条東16丁目4-27
- 電話 011-785-5455
- 営業時間 ランチ11時半~14時(L.O.) ディナー 18時~21時(L.O.)
- 定休日 月曜日
- 公式サイト http://www.h3.dion.ne.jp/~pourquoi/

ムラサキカリフラワーとホタテ貝のスモーク フルーツトマトとビーツのマリネ

住宅街の中にあり、店内は田舎の農家のような温かい雰囲気
- La Santé(ラ・サンテ)
- ブラン
- aki nagao
- MONTORGUEIL
- ル・プルコア・パ・・・
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個性派フレンチ
安心、安全な北海道産の牛や豚、羊や鶏のほか、野菜などの食材の持つ味を生かした、シンプルでストレートなフレンチベースのオリジナル料理が味わえるのが「居酒屋 亀八」。
足をのばせる床の間と、掘りごたつのカウンター席があり、お箸を使ってフレンチを楽しめます。また、ワインのほか、日本酒や焼酎、カクテル、えだまめといった、居酒屋ならではのメニューを豊富に揃えるのも魅力のひとつ。“居酒屋スタイル”なので、子どもがいる家族も気軽に利用できます。
使用する北海道産の食材や、毎月のおすすめの食材を店内の黒板で紹介しているので、旬の食材がひとめでわかるのも人気のポイント。「100%手作り。安心、安全がモットー」と語る佐藤シェフのこだわりが感じられます。
KAMEHACHI
- 札幌市豊平区月寒東5条19丁目6-5
- 電話 011-851-8881
- 営業時間 17時半~23時(L.O.22時半)、金・土・祝前日17時半~翌25時(L.O.24時)
- 定休日 毎週月曜日・第3日曜日
- ぐるなび北海道版サイト http://r.gnavi.co.jp/h219000/

季節の前菜メニュー(880円)のひとつ、「フォアグラのソテーと富良野とうもろこしのブリニとピューレ」。

店内は和風、料理のベースはフレンチ。黒板の旬のおすすめ食材はメニュー選びの参考に。
円山エリアにあるのが「葡萄酒倉庫 avec les Grands Terroirs d’HOKKAIDO」(ブドウシュソウコ アヴェク レ グラン テロワール ホッカイドー)。店名のフランス語を訳すと「北海道の大地と共に」。この理念のもと、フレンチの太田シェフ、日本料理の経験がある大谷シェフが「新北海道料理」を目指して、主な食材のほかに調味料も含めて一皿丸ごと北海道産の料理を目指しています。
その生産者仲間の野菜や調味料を、シェフ自ら広めたいと「MARCHE de SO-KO(マルシェ ドゥ ソーコ)」という直売企画も始めました。
秋は、エゾ鹿、天然のキノコ、鱈の白子(タチ)の葛寄せ豆腐といったメニューがおすすめです。
葡萄酒倉庫 avec les Grands Terroirs d’HOKKAIDO
- 札幌市中央区南3条西22丁目2-7 ブローニュ円山1F
- 電話 011-614-5430
- 営業時間 18時~24時(L.O.23:00)
- 定休日 月曜(ひと月に一日不定休あり)
- 公式サイト http://www.budoushusouko.com/

通年のメニューのひとつ、「古平産グリル活ダコのマリネ、季節の野菜とともに」

フランスワインを中心に、道産ワイン・日本酒も揃えています。
- KAMEHACHI
- 葡萄酒倉庫
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イタリアン
自家菜園でズッキーニやナスなどのほか、おかひじきなどの珍しい野菜やハーブの栽培もしているのが「リストランテ カプリカプリ」。
できるだけ北海道産のものにこだわり、放牧で育ったえりも短角牛や、サケ、カニ、エビ、野菜など、食材の宝庫・北海道の食材の魅力を味わえます。「カプリカプリ特製カタラーナ」はオープン以来人気のデザート。
自家製の野菜たちは、その日に使う分だけを朝に摘み取って使うため、鮮度は抜群。「丹精こめて野菜を作っています」とシェフの塚本さんが語るだけあって、野菜本来の風味が生きた味に仕上げられています。夏にたくさん収穫したミニトマトで作るドライトマトは一年中料理にいかされます。
リストランテ カプリカプリ
- 札幌市白石区栄通19丁目3-1
- 電話 011-851-1717
- 営業時間 11時半~14時(L.O.) 17時半~22時(L.O.21時)
- 定休日 毎週月曜日・第3火曜日(ただし祝日の場合は営業。翌日休み)
- 公式サイト http://www17.ocn.ne.jp/~capri96/

自家製野菜を使った「モッツアレラチーズを詰めた朝摘み花ズッキーニのフリット」

毎日の畑仕事で、「農家、酪農家の苦労がわかった」と語る塚本シェフ
「生産者がどういう思いで、なぜそのように育てているのか。そのこだわりや思いをシンプルに、ダイレクトに伝えるよう心がけている」と語る、村井シェフのお店が「Sagra(サグラ)」。
ここの特徴は魚介類、肉、野菜、果物などの食材の多くが、北海道産の食材というよりも、北海道の生産者が作り上げたものにこだわっているところ。そのためメニューには「厚岸の均さんのカキえもんのリゾット」、「千歳の梅村さんのキタアカリのニョッキ、散布産塩ウニの軽いクリームソース」など、生産者の名前が付いたメニューが多くならんでいます。
旬の食材を使うため、季節によってさまざまな料理が登場する中でも、これから秋にかけては「サンマ、札幌黄(タマネギ)、かぼちゃ、銀聖、すりだら、などを使ったメニューを楽しみにしてください」とのことです。
Sagra(サグラ)
- 北海道札幌市中央区南1条西8丁目
- 電話 011-219-4649
- 営業時間 ランチ11時半~14時半(L.O.) ディナー18時~23時、日曜・祝日17時半~21時半
- 定休日 月曜日
- 公式サイト http://www.sagra.jp/

厚岸の均さんのカキエモンのリゾット

自ら生産者を訪れて集めた、厳選の道産食材を提供してくれる村井シェフ
- リストランテ カプリカプリ
- Sagra(サグラ)
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