体が芯から温まる、山奥の温泉
湯気が立ち込めていて、露天風呂よりも温度が高い内湯。露天風呂がぬるめの時も、しっかりと温まる事が出来る。 |
| 硫黄のにおいがぷんぷんする、とても気持ちのいい温泉。ニセコ五色温泉郷にある五色温泉旅館は、一番お気に入りの温泉だ。 険しい山道をくねくね登ると、少しずつ硫黄の独特なにおいがしてくる。冬期間通行止めになる道道58号線が通れるうちは、できるだけ多く通いたいと毎年思っている。 ここに初めて来たのは、小学生のころ。家族で来た記憶もあるし、学童保育のお泊り旅行でも自炊棟に泊まったのを覚えている。そのころから、ここの温泉には縁があったようだ。昭和初期に創業、1998年には本館が改装され、2009年5月1日にはからまつの湯が改装された。登山をする人の利用が多く、素泊りも可能である。休憩所も無料で使うことができるので、お風呂に入った後、ゆっくりと休んでから出発することができる。ドライバーや登山客には、こうした場所がありがたい。 山の高いところにあり、灯りもほとんどないので、晴れていれば夜は露天風呂から満天の星空を楽しむことができる。夏の夜の寒すぎない空気の中で、星を見ながら露天風呂につかっていると、なんともいえない贅沢な気分になる。 含フッ素・食塩・苦味-硫化水素泉(緊張性低張高温泉)の泉質は、体の芯から温めてくれるので、札幌まで車で帰っても、ぽかぽかしたままだ。近年、札幌市内にも多くのスーパー銭湯などができ、手軽に温泉を楽しめるようになったが、本当に体の芯から温まる温泉は、そう多くないと私は思う。車で片道2時間以上かけて足を運ぶ価値が、五色温泉にはある。(2009年8月1日・森川麻央)■ ニセコ五色温泉旅館 営業時間(日帰り入浴) 8:00~21:00 ■ 公式サイト |
![]() からまつの湯の内湯の天井。吹き抜けになっていて、あまり以前と変わらないように感じる。 ![]() からまつの湯の露天風呂。新しくなったばかりで、湯船もきれいだ。景色は昔とほぼ変わりない。 ![]() ニセコ 五色温泉旅館 本館。札幌からなら、毛無峠を越えて、2008年に開通した国道393号線で倶知安まで来てから、さらに道道58号線で山を登ると一昔前よりもすんなり行くことができる。ただ、道道58号線の山道は、道幅が狭いので十分な注意が必要。※道道58号線は、冬期間は通行止めになるため、春と秋には確認が必要。 |

















