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2009/12/01の記事です

杵と臼で餅つき体験

画像:出来たて餅は、餡を包んで大福に。餅が柔らかいうちに手早く行うのがコツ

出来たて餅は、餡を包んで大福に。餅が柔らかいうちに手早く行うのがコツ

食材が持つ美味しい瞬間と美味しい食べ方

 年末になるといつも、幼い頃に祖母と一緒にやった餅つきを思い出します。餅つきといっても、我が家では電動の餅つき機を使っていたので、蒸しあがった餅米を入れた後は見ているだけでしたが、年末の楽しみの1つでした。ただ、残念なことに、その美味しさは記憶に残っていません。

 当別町にあるフレンドリーファームでは、杵と臼を使った本格的な餅つきを体験し、出来たての餅を食べることができると聞き、行って来ました。 フレンドリーファームに到着すると、早速目に飛び込んできた大きな臼。長年使っているものなのでしょうか、重厚な雰囲気を漂わせています。はやる気持ちを抑えて、まずは餅と一緒に食べるこし餡作りから始まりました。

 あらかじめ煮て柔らかくなっている小豆を漉し、砂糖を混ぜて熱し、滑らかなこし餡を作ります。そして、出来上がった餡を冷ましている間に、いよいよ餅つきをします。 蒸しあがったばかりの熱々の餅米を、臼の中へ入れたら、時間との勝負です。熱いうちに餅にしなくてはいけません。力を込めて杵を振り下ろすと、餅を打つ心地よい音が響きました。

 初めて体験する餅つきは、想像以上に力を使い、完成までにだいぶ時間を費やしました。年末に家族分の餅をついていた時代は、さぞ大変な作業だっただろう、などと考えてしまいました。出来たての餅は、雑煮にして一足早い正月を味わい、また一方では餡を包んで大福作りも楽しみました。

 出来たての大福を頬張ったときの美味しさは格別で、その柔らかさと弾力に驚きました。そして、大福を作りながら餅の表面がどんどん硬くなっていく変化を感じました。これが純粋な餅の証なのでしょう。昔の人は、出来たての美味しさを知っていたからこそ、大量の餅つきも頑張れたのかもしれないと思いました。また、それぞれの食材が持つ美味しい瞬間と美味しい食べ方を知ることが、食を楽しむ上で大切なのだと痛感しました。

 フレンドリーファームでは、蕎麦打ちや、大豆から豆腐を作る体験も行っています。次回もまた、食材の持つ本当の美味しさを教えていただきに来たいと思いました。

画像:餅と一緒に食べる餡も手作り。煮た小豆を漉して漉し餡を作る

餅と一緒に食べる餡も手作り。煮た小豆を漉して漉し餡を作る

画像:大豆をミキサーで砕いて作った手作りのきなこは、香り豊かで柔らかい餅との相性も良い

大豆をミキサーで砕いて作った手作りのきなこは、香り豊かで柔らかい餅との相性も良い

画像:2人1組で餅つきをする。お互いの呼吸を合わせて、手早く餅をつきあげる

2人1組で餅つきをする。お互いの呼吸を合わせて、手早く餅をつきあげる

画像:太陽の光がたっぷり差し込む吹き抜けのリビングは、広々として明るい。ここで出来たてを味わう

太陽の光がたっぷり差し込む吹き抜けのリビングは、広々として明るい。ここで出来たてを味わう

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