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2010/07/23の記事です

センチュリーロイヤルホテルのスイートルーム

画像:センチュリーロイヤルホテルの17階にあるセンチュリースイート。柔らかく上品な色調やインテリアで空間がデザインされ、来客に対する思いやりの姿勢を感じる。広さが62.5平方メートルあるので、間取りに余裕がある。料金は1泊80,850円から。

センチュリーロイヤルホテルの17階にあるセンチュリースイート。柔らかく上品な色調やインテリアで空間がデザインされ、来客に対する思いやりの姿勢を感じる。広さが62.5平方メートルあるので、間取りに余裕がある。料金は1泊80,850円から。

柔らかいデザインが変わらぬ温かみをかもし出す

 センチュリーロイヤルホテルは、札幌で開かれたアジア初の冬季オリンピックの翌年、1973年に開業した。札幌駅南口のすぐ西側にあり、当時は札幌で最も高いランドマークタワーであった。最上階には円形をしたスカイレストラン「ロンド」が、開業以来35年間まわり続けている。

 このホテルのフロントは2階にある。当時JRがまだ地面を走り、道路が高架になっていたため、入館するには2階の高さがちょうど良かったのだ。その後札幌駅は建て替えられ、JRが高架になった現在、駅からは地下街「アピア」を通り抜け、エレベーターで直接フロントにたどり着く。雨の日も濡れる心配が要らず、雪の日に足元を気にすることもない。もちろん1階の地上の入口から入った場合はそのまま2階に向えばいい。

 17階のセンチュリースイートを見せてもらった。部屋全体が上品なベージュに包まれ、何ともいえない温かみと落ち着きがある。「お帰りなさい」と優しく迎えられた感じだ。ダイニングコーナーには円形テーブルと簡易キッチンがあり、長期滞在にも便利にできている。飾り戸棚に飾られたガラス工芸品の淡い色模様が美しい。

 カーテンを開けて驚いた。スクリーンのような大きな窓の向こうには、北海道大学の樹々が少しずつ色づいて紅葉していた。190万都市の中心でありながら、これだけ澄んだ広い空を眺めることができる。夕暮れの蒼い空の下を明かりが灯り出し、やがて静かな夜空に覆われいく、そんな情景が映し出される。

 ベッドルームも柔らかな色調に統一され、ゆとりのある空間になっている。晴れた日には広い窓から暑寒別連峰を望むだろう。このホテルには隠れた楽しみもある。フロントの2階の壁や床にアンモナイトや三葉虫の化石の痕跡があるのだ。たとえばエレベーター付近にいると、「ほらここに」「あ、ここにも」「こんな大きいのが」と次々発見。遊び心で誰かがこっそり仕組んだのかと思ったが、偶然の成せる技だったようだ。

(2008年10月1日・記)

センチュリーロイヤルホテル
住所
〒060-0005
札幌市中央区北5条西5丁目
問い合わせ
電話番号 011-351-2121
公式サイト
http://www.cr-hotel.com/


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画像:カーテンを開けると広い窓。札幌の北部を見渡せる。

カーテンを開けると広い窓。札幌の北部を見渡せる。

画像:ダイニングコーナー。簡易キッチンが付いている。飾り棚には美しいガラス工芸品などが飾られている。

ダイニングコーナー。簡易キッチンが付いている。飾り棚には美しいガラス工芸品などが飾られている。

画像:静かでゆったりとしたベッドルーム。 夜景も朝日も楽しめる。

静かでゆったりとしたベッドルーム。 夜景も朝日も楽しめる。

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