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2010/08/01の記事です

東京のラーメン通をも唸らせた進化した札幌ラーメン「らーめん 吉山商店」

空間を広くとった店内は、席待ちも意外と苦にならないようにとの配慮

[案内人]

㈱イエローページメディア開発部長

【プロフィール】
20年以上、札幌でタウン誌などの企画・編集・取材に携わる。幾つになっても自他共に認める“食いしん坊”、とくに麺好き。
【ひと言】

既刊本の紹介、新刊本は、http://www.ypp.co.jpで随時発信中。

オーソドックスながら“キレ”のある味わい

  モヤシやひき肉などの具材を中華鍋で手早く炒め、炎を豪快に立ち上げながらスープを仕上げるという、オーソドックスな“札幌ラーメン”の手法を踏襲し、「進化した札幌ラーメン」を提供するのが、東区東苗穂に本店を持つ『らーめん 吉山商店』。ずずーっとひと口すすった瞬間にうま味が広がる強烈なパンチがありつつ、さらりと最後まで飲み干せるスープが特徴です。味噌、塩、醤油どれも、丼からふわっと立ち上がる香ばしい風味。「まずは地元で長く愛される店にしたかった」という店主・関山芳美さんの言葉通りの、飽きの来ないクセになる味が楽しめます。
 一番人気はみそらーめん(700円)。赤味噌と白味噌のブレンドを使った、札幌ラーメンには珍しい“キレ”のある独特な味わい。もうひとつの味噌味、焙煎ごまみそらーめん(750円)には、タイプの違う2種類の白味噌と2種類の白ゴマを使い、まろやかな甘みを感じさせます。毎朝、その日使う分の生味噌を中華鍋に薄く広げてラードで焼き、スープで漉して味噌スープを作るそうで、「この焼き加減が難しい」とか。
 しょうゆらーめん(700円)は、タレが決め手。チャーシューを煮た生醤油から10日間ほどかけ、深く香ばしいタレを作り出すそうです。しおらーめん(700円)は、甘みを出してくれる国産の塩がポイント。風味付けのニンニクが実に自然で優しい味わいです。
 2006年のオープン以来、着々とファンを拡大してきましたが、2009年に今の物産展ブームの火付け役と言われる池袋東武百貨店の北海道物産展に出展し、その模様がドキュメントとしてテレビ放映されて大ブレイク。全国のラーメン好きに知れ渡る存在となりました。2010年5月には、海産物などのおみやげを探しに、多くの観光客や出張ビジネスマンが訪れる『二条市場』周辺に2号店をオープンしました。テレビ塔からもほど近い好アクセスですので一度お試しください。

※写真データは転載できません。


みそラーメン。完璧に血抜きしたゲンコツと鶏ガラ、香味野菜、日高昆布で取ったベーススープは、臭み・えぐみは一切なし


店主・関山芳美さんは、旭川ラーメンの山頭火で商品開発に携わり、豊富な味の引き出しを身につけた


焙煎ごまみそらーめん。少しとろみのあるスープと、しこしこの特注麺が良く絡み、思わずスープを飲み干してしまう。

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